ジェルネイルやネイルアートで彩られた指先は、とても魅力的です。一方で、最近は地爪をケアして美しく保ち、あえてネイルをしないで過ごす「すっぴん爪」派が増えてきることをご存知ですか? いまトレンドの「すっぴん爪」について、詳しくご紹介します。
ここ数年、ネイルを施さない「すっぴん爪」がトレンドです。以前はジェルネイルが主流でしたが、ファッションやメイクに関してナチュラル派が増えているなかで、「ネイルもナチュラルに!」と意識を変えた人が多いことが、理由のひとつ。
また、コロナ禍で外出する機会が減り、おうち時間を自分磨きにあてている人が多いことも、すっぴん爪派が増えた理由と言えるでしょう。
すっぴん爪には、いくつかのメリットがあります。
ただし、デメリットもあります。それは、自信が持てるすっぴん爪は、一朝一夕では手に入らないこと。毎日のケアの積み重ねこそ、すっぴん爪を美しく保つ秘訣です。
まずは、美爪を手に入れるためのファーストステップである「正しい爪の整え方」をマスターしましょう。
爪が乾燥している状態で爪を切ると、爪割れや二枚爪などの原因になることがあります。ぬるま湯などに指先を浸して、柔らかくしてから切りましょう。
お風呂上がりであれば、指先が清潔な状態であり、なおかつ柔らかくなっているので、切るタイミングとしておすすめです。
爪切りでいきなりパチンと切ると、爪にかなりの負担がかかります。そのため、たとえ指先を柔らかくしていたとしても、爪が割れてしまったり、層になっている部分がズレて、二枚爪になりやすくなる可能性があるのです。
長く伸ばした爪を短く整える場合は、一度爪切りで少し長めに切り揃えてから、爪やすりで整えるという方法が一般的ですが、あまり伸びていない場合は、爪やすりのみで整えることをおすすめします。
爪に対して45度くらいの角度で爪やすりを当てると、爪の先が尖りすぎず、自然な丸みが出ますよ。
爪を切ったり削ったりした後は、しっかり保湿をしてあげましょう。このひと手間で、すっぴん爪の状態がぐっと良くなります。
爪が乾燥した状態で負担がかかると、割れたり欠けたりといったトラブルが起こりがち。できるだけこまめに保湿をすることが、美爪を保つ最大のポイントです。
爪を整えた後はもちろんですが、日常的に爪は乾燥しています。食器洗いなどの水仕事でも乾燥しますし、妊娠中・授乳中の女性は栄養分が不足しがちなため、爪の主成分であるケラチンが不足して爪がもろくなることも。少なくとも1日1回以上は保湿ケアをすることをおすすめします。
保湿ケアのアイテムとしては、
などがあります。特にネイル専用の美容液は、爪の乾燥を防ぐだけでなく、傷ついた部分を補修したり、保護したりといった役割があるので、ぜひ試して欲しいアイテムです。
保湿するときは、爪だけでなく、甘皮部分や爪の裏側までたっぷり潤わせるのがコツ。お風呂上がりや寝る前など、気づいたタイミングOKです。ぜひ保湿ケアを意識してみてくださいね。
職業柄や、家事や育児に支障をきたすためネイルができない…と諦めていた人も、これからは地爪をしっかり育てて、美しく保ちませんか? 指先は常に目に入る部分。自信が持てるすっぴん爪を目指して、今日からケアを始めましょう!