意外にやっていませんか?爪のNGケア3つ

意外にやっていませんか?爪のNGケア3つ

指先は目が行きやすい場所だから、常に綺麗にしていたいもの。けれど、しっかりとケアしていないと、トラブルが起こりやすい場所でもあります。じつは、爪トラブルの原因の多くは、「爪への負担」と「乾燥」なんです! 今回は、ついついやってしまいがちな爪のNGケアをご紹介します。

爪のNGケア(1)爪の使い方

爪への負担が大きい行動は、日常生活の動作の中にたくさん潜んでいます。

たとえば、パソコンのキーボードをタッチする行為。毎日仕事でパソコンを使っている人も多いと思いますが、爪を伸ばしているとキーボードに当たることもありますよね。むしろ、爪でキーボードを打っている人もいるのでは……。たかがキータッチと思いきや、想像以上に爪に衝撃を与えているのです。

そこで、爪ではなくできるだけ指の腹を使って、ソフトなタッチをすることをおすすめします。キーボードのタイプによっては、爪が長くても打ちやすいものがありますので、探してみてもいいかもしれませんね。

エレベーターなどのボタンも押すときも同様です。爪でラベルなどを剥がす行為も、もちろん爪ケアにとってNG! 普段から、できるだけ指先への衝撃を小さくするよう意識しましょう。

爪のNGケア(2)爪の切り方

手の爪は1ヶ月で約3mm、足の爪は1.5mmほど伸びると言われています。つまり、個人差はありますが、手の爪であれば1日0.1mm伸びている計算に。だいたい10日~2週間に1度くらいの頻度で切る人が多いのではないでしょうか。このとき、切り方によっては爪に大きな負担を与えてしまうことがあります。

足そもそも爪は、トッププレート(背爪)・ミドルプレート(中間爪)・アンダープレート(腹爪)の3つの層から成っています。例えるならばミルフィーユのような状態です。爪切りを使ってパチンと切ると爪にかなりの圧力がかかり、この3層が分断されることがあります。すると、二枚爪になりやすくなるので注意が必要です。理想は、爪やすりで少しずつ長さと形を整えること。

また、爪の両端を落としすぎないことも重要です。程よく角を落とす程度でOK。両端をあまり斜めに切りすぎると、巻爪の原因になることがあるので注意しましょう。

爪のNGケア(3)爪の乾燥

もうひとつ、爪にとって大きな負担になるのが「乾燥」です。たとえば、食器を洗うときの食器用洗剤は、指先だけでなく爪からも水分や油分を奪ってしまいます。また、感染症予防のため手洗いの回数が増えたことや、アルコールでの手指消毒でも、確実に爪は乾燥しています。

ほかには、ネイルを落とす際の除光液も爪を乾燥させる要因のひとつ。また、加齢や紫外線などによっても、爪の乾燥は進んでしまいます。

手荒れ防止のためにハンドクリームを塗っている人は多いと思いますが、爪の乾燥を防ぐためにも、ぜひこまめな保湿ケアを心がけましょう。ネイルオイルやネイル専用美容液を使うのもおすすめです。爪の表面はもちろん、爪の裏側までしっかり塗り込むのがコツ。指先をマッサージしながらケアすると、保湿に加えて血行も良くなるので一石二鳥ですよ。

爪を健やかに美しく保つためには、「爪への負担減」と「乾燥防止」が何より大切です。今回ご紹介したNGケアを意識して、トラブルから爪を守ってあげましょう。

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